生活習慣

健康の維持と病気の発症の要因の多くは、生活習慣であることは、データで証明されています。

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アメリカは、20世紀に入り、文明の進歩と共に、生活が豊かになるにつれて、不健康な状況が生まれ、病気の蔓延が社会に弊害をもたらします。 医学の進歩にも関わらず、病気は減らないため、何が問題なのかを調査し、健康寿命を伸す目的で、国家プロジェクト(ヘルシーピープル)を1979年に立ち上げました。

病気になったり、病気を治すときの大事な要因は
生活習慣(食事・運動・精神状態) _ 50%
環境(気候・汚染・有害物) _ 20%
遺伝 _ 20%
医療・保健活動 _ 10%
以上がプロジェクトの結論です。

西洋医学を信じて、治療を続けている方にとっては、意外な結果で驚いたかもしれません。しかし、このプロジェクトが立ち上げられた理由を考えたとき、このような結論になることは、当然の帰結と思われます。


すなはち、現代医学では病気は治らないし、回復の役にも立っていない。医療の役割は、悪化させないための一時的な緊急的処置のみで、より健康的な生活習慣を送ることで、病気にかかりづらくなり、病気が治ることも可能だと、このデータが教えてくれています。

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この記事を書いた人

増田 健治(院長)

ますだ鍼灸院の増田健治(ますだけんじ)です。薬剤師として長く勤める中、薬で病気は治せないと考え、東洋医学的治療をするために鍼灸師になりました。

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